mofmok

2022/01/28 22:46

「新潟十二ヵ月 たてもの編」

今回は田上町にある「椿寿荘(ちんじゅそう)」です。

大正時代、大地主の半数は新潟にありました。
その中でも巨大地主と言われる大地主の一つが田上町に田巻家(原田巻家)です。
7代目当主が、不況で仕事のない小作人に働いてもらうために
当時日本三大名人の一人と言われた富山・井波の宮大工松井角平に依頼し、3年半もの年月をかけて建てた離れ座敷が椿寿荘です。

今回イラストにしたのは書院造りの大広間から望む枯山水の庭園です。
付け書院の窓もすばらしく、そこから望む庭園がとても素敵でした。
こんな感じでゆったりしていたのかな?と想像しながら描きました。