mofmok

2022/05/16 19:03

「新潟十二ヵ月 たてもの編」

今回は新発田市にある「市島邸」です。

市島宗家は当初五十公野に居を構え、次に水原へ移りました。
そこで福島潟の干拓を中心に蒲原平野の開発に努め、県内有数の大地主・北陸屈指の豪農となりました。
邸宅は敷地8000坪超、建坪600坪超に及び、明治初期の代表的住宅建築です。

閑寂な茶室をはじめ広大な庭園にはたくさんの歌碑もあり、趣があります。
竹林の他にも様々な地域の樹木が茂っていて、気持ちが落ち着く素敵な場所でした。

今回は入ってすぐにある渡り廊下をイラストにしました。
外に見える茶室「水月庵」と長く伸びる渡り廊下。
こんな風にお客様をお迎えしてるのかな…と思いを馳せながら制作しました。